最新雨漏り工事実例集
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- 実施日
- 2014.12.6
- エリア
- 島田市内
- 構造
- 木造2階建
バルコニー防水シート施工の工程を引き続きご紹介します。
ディスクをステンレス製の専用ビスで固定します。(上記写真)
次にドレン部の処理です。この部位から漏水する事が多い為、専用の塩ビ製改修用ドレンを設置します。
先ずはドレン周りに専用ボンドを塗布します。同じように改修用ドレンの接着面にも専用ボンドを塗布します。
お互いタックが残る程度乾いた状態になってから貼り合せます。
(弊社はここでちょっとした雨仕舞の一工夫をやっていますが秘密です) -
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- 実施日
- 2014.12.6
- エリア
- 島田市内
- 構造
- 木造2階建
今回はバルコニーのシート関係の張り込みをご紹介します。
先ずは下張りの絶縁衝撃マットを貼ります。
誘導加熱溶着用ディスクを取付する位置が予めマーキングされています。(上記写真)誘導加熱溶着用ディスクを取付する為の穴あけ作業です。
ALCの厚みに合わせて貫通させないようにドリル刃長の位置出しをしてから削孔します。削孔した穴に詰まった切りカスを除去した後、エポキシ樹脂系溶着剤を挿入します。
ディスクを固定する為のアンカープラグを装填します。
このようにシートを施工して行きますが、まだ細かい工程が続きます。 -
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- 実施日
- 2017.6.29
- エリア
- 島田市内
- 構造
- 木造2階建
先ずはバルコニー周囲の後付手摺を一時撤去します。
すっきりした所でいよいよ施工に入ります。
手摺周囲に立上りがあり、既存塩ビシートに浮きがありましたので撤去します。シート端末はシーリング材で仕舞をしておきます。
下地処理と仮防水処理を兼ねてカチオン樹脂系モルタルにて下地処理をします。
ここまでで下地処理が完了しました。
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- 実施日
- 2014.11.17
- エリア
- 島田市内
- 構造
- 木造2階建
今回選定した工法は、塩ビシート防水の機械固定工法というやり方です。選定理由として、
1.既存が塩ビシートである事
2.S造ALC下地の為下地の挙動が大きいと判断し
た事
3.下地処理が簡単な為、コストダウンにつながる事
以上が主な選定理由です。この工法で大事な事は、機械固定する為のアンカーの引抜強度を確保出来るかどうかです。
通常ALCは巣穴状になっている為、アンカーは効きません。そのため、アンカーをエポキシ樹脂系接着剤で固定して使用します。
それらを勘案した1箇所辺りの引抜強度設計値は1500Nです。工事に先立ち、この引抜強度試験を平場の4点で実施しました。- 写真①
- 写真②
- 写真③
- 写真④
写真① 先ずはドリルで穴を開け、専用アンカープラ
グで差し込みます。
写真② アンカーピンをねじ込みます。
写真③ 引抜試験をピンに設置し、ハンドルを回しな
がら引抜します。
写真④ メーター表示で1500N以上になる事を確認
します。(今回は2109Nでした)今回の現場は各点にて1500Nを超えましたので、問題ななくこの工法を採用できます。
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- 実施日
- 2016.6.30
- エリア
- 島田市内
- 構造
- 瓦棒葺き屋根
瓦棒葺き屋根は板と板をかしめる嵌合式と呼ばれる方法で成形されています。
つまりシームレス(継目が無い)ではないという事です。
金属だから伸び縮みがないと思われるかもしれませんが熱による膨張収縮はありますし、
風雨に晒された外部では素材自体の動きもあります。
経年劣化でそのかしめの部分が開いてくると、勾配が緩い事も災いして、毛細管現象で雨漏りするのではないかと推測しています。
修繕方法としては、隙間を何らかの防水材で塞ぐという事が基本となりますが、長時間に渡る耐久性は期待出来ません。
となると改修工事がベターという事になりますが、予算が取れるまでに時間が掛かり、特に公共物件ではなかなか直ぐには工事が出来ないというのが現状ではないでしょうか。
(改修方法としては、金属屋根を被せるカバー工法、加硫ゴム系シート防水工法、超速硬ウレタン塗膜防水工法等、各社から専用の工法が発売されています)
現代日本で雨漏りする建物は欠陥だと言われています。そんな生活環境を少しでも良くするお手伝いをしたい!
雨漏りする建物に伺うとそんな気持ちが沸いて来ます。 -
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- 実施日
- 2016.6.6
- エリア
- 島田市内
- 構造
- 瓦棒葺き屋根
- シーリング処理
- プライマー塗布
① 先ず腐食部分を軽くケレンして、プライマー塗布後にシーリング処理を行います。
②シーリング乾燥後、FRP防水専用のプライマーを塗布します。
- ガラスマット施工中
- ②
① プライマー乾燥後、ポリエステル樹脂を塗布し、ガラスマットを敷き、再度ポリエステル樹脂を
含浸させます。
② 硬化後、もう1度同じ工程を繰り返します。
- 最後に保護塗装を塗り、完了です。
今回、FRP塗膜防水工法を採用したのは、耐候性、耐水性に優れ軽量であり且つ、硬化速度が速い為1日で施工が完了するという特徴があり、修繕という意味では適正だと判断したからです。修繕では限られた予算と時間の制約があり、臨機応変が求められます。
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