雨漏り調査実例2018.3.21

2018.10.05

このビルは約1年前に最初の雨漏りを確認したとの事でした。東面に集中して雨漏りが発生している事から、向かいの真下にあるコインパーキングの立地条件及び周囲の建物によるビル風の影響があると考えられます。

事前調査の結果、4・5階東面教室サッシ部分、6階階段天井部分に両染みや滴下跡が見受けられました。

6階P・HSD周囲の外壁目地シーリング劣化状況及び亀裂発生状況から、この部分より雨水が浸出していると考え、こちらも実際に散水試験を実施したところ、3分程で滴下してきました。

東面P・H外壁部に散水試験を実施しました。散水開始より3分ほどですぐに滴下がありました。

6階から下の状況もほぼ同条件の為、同じように散水試験を実施いたしました。やはり同じように3分程度でサッシ下やサッシ上から滴下してきました。以上の状況から今回の雨漏りに関しては、シーリングの劣化による影響及び外壁塗装修繕を適切に行えば、雨漏りは防げると考えられます。

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