最新雨漏り調査実例集
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- 実施日
- 2018.3.21
- エリア
- 沼津市内
- 構造
- 鉄骨ALC
このビルは約1年前に最初の雨漏りを確認したとの事でした。東面に集中して雨漏りが発生している事から、向かいの真下にあるコインパーキングの立地条件及び周囲の建物によるビル風の影響があると考えられます。
事前調査の結果、4・5階東面教室サッシ部分、6階階段天井部分に両染みや滴下跡が見受けられました。
6階P・HSD周囲の外壁目地シーリング劣化状況及び亀裂発生状況から、この部分より雨水が浸出していると考え、こちらも実際に散水試験を実施したところ、3分程で滴下してきました。
東面P・H外壁部に散水試験を実施しました。散水開始より3分ほどですぐに滴下がありました。
6階から下の状況もほぼ同条件の為、同じように散水試験を実施いたしました。やはり同じように3分程度でサッシ下やサッシ上から滴下してきました。以上の状況から今回の雨漏りに関しては、シーリングの劣化による影響及び外壁塗装修繕を適切に行えば、雨漏りは防げると考えられます。
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- 実施日
- 2013.4.4
- エリア
- 静岡市葵区
- 構造
- 木造2階建て
水下の漆喰部から散水試験を開始しました
(上記写真)
10分程度経過後に漏って来ました。
念のため、水上の雨押さえ付近にも散水したところ
やはり10分程度の散水でこちらにも新たな滲み跡が
どこへ散水しても漏水してくるような状況でしたが、外壁にも散水したところ
滲み跡が大きくなってきました。散水の結果、屋根の面戸部分と外壁にも亀裂等がある為に、外壁も雨漏り補修をする事になりました。
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- 実施日
- 2013.4.4
- エリア
- 静岡市葵区
- 構造
- 木造
木造住宅の和室天井部から雨漏りするとの事で伺いましたところ、濡れたような滲みがありました。
屋根の上に登らせて頂き確認したところ、縦軸は戸箱左側、横軸は2階外壁と瓦屋根の取合い箇所でした。(矢印の付近)
よく見ると、戸箱の左下の外壁に亀裂が生じていました。
屋根の漆喰も劣化しており、どちらか一方の原因か複合的な原因と考え、後日散水試験を実施する事になりました。
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- 実施日
- 2017.7.10
- エリア
- 焼津市内
- 構造
- 木造2階建
外壁と屋根瓦の取合い辺りから下の部屋に雨漏りするとの事で伺いました。
一度散水試験を実施してみましょうという提案を受け入れてくださり、後日早速散水試験を実施しました。
外壁と屋根瓦の取合いに水が行くように散水しますと
流れに沿って、雨漏りしている外壁と瓦との取合い部に水が回って来ました。
すると10分も経たないうちにサッシ上部入隅より水が漏れて来ました。
その他の箇所も1日掛けて散水しましたが、漏って来たのはこの箇所だけでした。 -
- 実施日
- 2014.11.27
- エリア
- 島田市内
- 構造
- S造2階建
静岡新聞に掲載しているマイベストプロという広告欄を見てお問い合わせ頂いた調査です。
2階のバルコニーの露出防水に穴が開いてしまい気になり、地元の業者に見積を依頼したところ金額的に高いと思い、他業者にも見積をとってから判断をしようという事で相談を頂きました。
早速様子を拝見したところ
上記写真のように確かにシート防水が切れていました。しかしながら普段はこの上にテープを貼っており、雨漏りはしないとの事でした。これだけはっきりと防水層が切れているのに余程新築時に雨仕舞をしっかりされたんだと感心致しました。
他にも上記写真のような若干切れた箇所がありましたが、既存防水層の保護塗装を数年前に塗り替えをされたとの事で、状態はそれ程悪くありませんでしたので部分補修のご提案をしましたが、経年劣化を考えて全て改修する事になりました。
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- 実施日
- 2016.4.9
- エリア
- 沼津市内
- 構造
- 木造
住宅の窓枠から雨漏りするとの事で伺いました。
上記写真でもお分かり頂ける通り、サッシ内側木枠部に濡れた跡があります。漏れている部位が2階ですので、高所作業車による散水試験から実施しました。
薄っすらと水が漏れて来たのがお分かりになるでしょうか?
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①の写真は漏って来た箇所の散水前を赤外線カメラで撮影したものです。温度が高い箇所は赤く、低い箇所は青く、中間箇所は黄色く表現されます。
②の写真は散水後に漏って来た様子を赤外線カメラで撮影したものです。漏って来た箇所が青くなっています。水の侵入があった為、温度が低い青色で表現されます。
本来は漏っている箇所の内装材を壊して散水を行うのが一番確実ですが、ご依頼によっては内装材を壊せない現場や漏っている箇所が裏側で見え難い箇所などのケースがあります。そんな現場ではこの赤外線カメラが有効な機材です。